死後事務委任契約とは
2023-11-07 2:08

こんにちは。渡邊です。
今回は死後事務委任契約についてお話ししたいと思います。
~死後事務委任とは~
■遺体の引き取り
■葬儀や埋葬方法
■親族や知人への連絡
■入院費用等の清算
■賃貸借契約の解除
■年金受給の停止・保険証返納
■SNSなどの消去
等があります。基本的には相続人のいない方向けの契約になりますが、相続人がお年を召されている等手続きが負担であれば、一部だけ委任するという手もあります。
遺言と何が違うかというと遺言書の法定事項は
■財産の処分・分配に関する事
■子の認知・相続人排除等の身分関係に関する事
遺言書に葬儀方法の希望等を書いても受任側としては履行する義務がないのです。
反対に死後事務委任では財産の処分・分配はできません。
なので、相続人がいない方、もしくは疎遠な方は
遺言執行者を選定した遺言書に加え死後事務委任契約
を結ぶことをお勧めします。